JRの塩屋駅と垂水駅の間には山陽電鉄の「滝の茶屋」と「東垂水」という2つの駅がある。いずれも、今は埋め立てられた平磯公園越しに海を、かつては崖の上から海を見下ろすようなグッド・ロケーションな町だ。この2つの町の明確な境はよく知らない。滝の茶屋側から西に向かって、垂水の方に降りていく斜面地といくつかある小さな谷間に家がぎゅっと重なり合うような集落、泉が丘。そこから不意に明石大橋・淡路島に抜ける大きな景色が広がったりもする。東垂水にはワクワクするような高低差と狭い階段と路地が入り混じる迷路のような町並みがあります。阿部共実さんの『ちーちゃんはちょっと足りない』というマンガの舞台が東垂水。読み進むなかで景色が大きく現れるページに出くわすとドキドキします。高丸温泉にも寄りたいなあ。
案内人:北岡直子(きたおかなおこ)さん
日 時:2019年5月23日 (木) 10:00集合 17:00頃解散
探訪場所:東垂水エリア(神戸市垂水区)
集合場所:JR垂水駅東口改札前
料 金:500円
主催:シオヤプロジェクト
平成31年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業
予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局
TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
北岡直子(きたおかなおこ)
香川県から、神戸市垂水区、中央区、東灘区と移り住み。現在は枚方在住。滝の茶屋や東垂水には、まちづくりの仕事がきっかけで行くことになりました。上がったと思ったらすぐ下る道や、ここは通っていいの?と思う道などを歩きまわり、駅周辺からみえる瀬戸内海の景色に目が奪われました。道が複雑なため、何十年通っても暗くなって歩くと迷子になることがあります(笑)住んだことがない、よそ者が「滝の茶屋・東垂水」の気になる道、店、景色をご案内します。