和田岬にあるの神戸の至宝、駄菓子屋「淡路屋」の3代目店主、伊藤由紀。数年前のNHK『ドキュメント72時間「駄菓子屋・子どもたちの小さな宇宙」』。伊藤由紀が登場したこの放送は、今でも神回と言われ、何度か再放送されたそのフィルムには、町と社会と人のいい関係が濃縮して焼き付けられていた。朝6時から労働者の朝ごはん食堂、午後は子供が10円玉を握りしめてくるガキ帝国、夜はビールとおつまみの大人タイム。駄菓子屋は学校では教えてもらえない社会経験の育成の場としてとてもとても大事な場所。遊び場でもあり寺子屋でもあるのです。しかし今、駄菓子屋はどんどん減っています。そんな状況を打破するべく駄菓子屋の伝道師・伊藤由紀が日頃からの観察力と洞察力とネットワークを駆使してあぶり出したおよそ10軒以上の駄菓子屋を巡ります。鷹取～神戸の2号線より南、推定20㎢は全て伊藤由紀の庭です。めっちゃ歩きます。暑くてしょうがないかもしれない。駄菓子屋オアシスでの塩分・糖分・水分の補給が楽しみでしょうがなくなることでしょう。伊藤由紀の面白すぎる地元話にも乞うご期待。なお、将来的にはこの町歩きの成果を『神戸海岸線駄菓子屋巡りマップ』としてまとめます。

案内人　：伊藤由紀（いとうゆき）さん

日　　時：2019年9月2日 (月) 9:30集合 17:00頃現地解散
集合場所：JR鷹取駅南側
解散場所：稲荷市場六條商店付近（兵庫区東出町）
料　　金：500円

主催：シオヤプロジェクト
平成31年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ：塩屋百景事務局

TEL：078-220-3924　E-mail：info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

伊藤由紀

淡路屋三代目。下町レトロに首っ丈の会。おかんアート収集家。神戸和田岬の下町で小さなクレープと駄菓子の店を毎日子供たちに囲まれて営業しています。店も今年で25年を迎え「ババァいつまでやっとんねん」と言われるまでやり続けたい。和田岬が大好きで、勝手に毎日パトロール。趣味は、手を動かしてコツコツものを作ることです。

【伊藤由紀作品展～手芸編 @兵庫図書館】
兵庫図書館では２階エレベーター前ガラスケースにて『伊藤由紀作品展　手芸編』を開催しています。兵庫区和田岬の駄菓子屋「淡路屋」店主であり、おかんアートと呼ばれる数々の手芸作品を生み出すマイスターでもある伊藤由紀さん。地元を愛し、地元に愛される伊藤さんの世界を、どうぞ、ツッコミを入れつつご鑑賞下さい。９月からは「駄菓子屋編」をご紹介する予定。