10/3(土) 塩屋まちづくり推進会 × シオヤプロジェクト presents しおやあれやこれや vol.12 まちと公園

2020.10.03

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9丁目市営住宅跡地活用プロジェクト。

神戸市から、建物が建てられない1ヘクタールの土地を塩屋の方々で何かに活用しませんかというまさかの提案を受けて、はや1年半。

やってみなけりゃわからない、と地形が見えないブッシュを切り開き、場所を限り整備&実験的植栽を重ねながら活用アイデアを募集。今年度に入ったらピクニックだ!イベントだ!たくさんの人に来てもらってさらにアイデア集めるぞ!!と意気込んでいたところにコロナ。まだまだこれから周知せねば、という段階で次の手を出せなくなったが、困ってばかりはいられない。

1年間の、この9丁目市営住宅跡地の草刈り中に出てきたアイデアが、

「広くて走り回れる、ファミリーで楽しめるところ」「ベンチがある近隣の高齢者の憩いの場」「マルシェなどのイベントができる」「花見ができる」「ドッグランがある」「スケボーできるとこがある」「果樹がある」といった『公園』あるいは『公園』に含むことができるものばかり!という事実に基づき、

「みんなで『公園』作ってみます?!」

と呼びかけてみてはどうか、興味を持つ人が増えるかもしれない!増えてほしい!!

しかし!一言で『公園』といっても、いわゆる行政が整えた芝生と遊具があるお決まりのスタイルのものが本当に塩屋の人たちが望む『公園』とは限らない。まずは世の中にある色んな公園を検証してみることからはじめたい。『公園』の可能性を知って、塩屋の人のたくさんの「こんな公園欲しい!」を聞きたい。そこから市住跡地でできることを探ってシェアして実践して!神戸市とも連携しながら、カタチにしていけると考えています!

(澤井まり)

トークゲスト
赤澤宏樹(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所)
辻かおり(Art of Living)

町の声
澤井まり(シオヤコレクション|9丁目市営住宅跡地を考える部)
和淵大(神戸市住宅整備課|ことのほったん)
サラ・デュルト(シオヤプロジェクト|世界の公園)
高田知紀(人と自然の博物館|そもそも公園とは)
森本アリ(旧グッゲンハイム邸|台湾とデンマークの公園)
川瀬葉月(神戸市未来都市政策課|公共空間の使い倒し)
橋口陽平 (庭のジプシー|【植物空間 -ヒト空間】〜間とりもつ橋渡し〜)
田中正人(都市調査計画事務所|公私混同のススメ)
小山直基(シオヤプロジェクト|ひとがつどうためには)
上河義英(Pointure|公園としての可能性)

日時:2020年10月3日(土) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:500円(定員40名/要予約)
主催:塩屋まちづくり推進会 × シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

令和2年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

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赤澤宏樹|あかざわひろき
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授。兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部長。兵庫県立淡路景観園芸学校 主任景観専門員。公園や広場などオープンスペースの計画手法について,多様な主体の協働を含め研究・実践している。2016年度はワシントン大学の客員研究員として,米国の公園や街路樹事情を調査。著書に『みどりのコミュニティデザイン』『パークマネジメント-地域で活かされる公園づくり』(共に学芸出版,分担執筆)など。

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辻かおり|つじかおり
自らの不調を食べ物で癒した経験がきっかけとなり、ヒトと自然とのつながりを探求。食、農、アートのエッセンスを用いつつ、自然とヒトの健やかなつながりを提案する体験型プロジェクトを多く企画&プロデュース。国内外のあちこちの持続可能なコミュニティを巡る旅の中で出会った”City Repair Project (ポートランド)”には特に感銘を受ける。Village Building Design Course修了。instagram @kobekaori