「スマスイ」として永らく親しまれてきた神戸市立須磨海浜水族園が2 0 2 4 年に「神戸須磨・シーワールド(仮)」へと姿を変える。1 9 5 7 年に現在の地に開業して以来、「須磨の水族館」として、1 9 8 7 年のリニューアル後には震災も経験し、また個性的な展示や企画を通して神戸市民をはじめ多くの人の思い出の一部を彩ってきたスマスイの歴史をふりかえり、記憶をよみがえらせる。私たちの慣れ親しんだ須磨海岸、スマスイは今後どうなってゆくのか。
トークゲスト
大鹿達弥(元スマスイ飼育員)
聞き手
慈憲一(naddist)
日時:2020年10月18日(日) open 17:00 start 17:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:1,000円(定員40名/要予約)
主催:シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会
令和2年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業
予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局
TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
大鹿達弥(おおしかたつや)
1972年長田区生まれ。明石市在住。須磨海浜水族園の飼育員~神戸市役所観光交流課~神戸市を退職後、須磨海浜水族園に戻る~教育展示部副部長~飼育教育部部長~2020年3月退職までスマスイで25年働く。「広報のできる飼育員」として、ユニークな企画で地域に開かれた水族園をつくってきた。スマの町との関わりも強く、若宮商店街副会長も務める。現在は株式会社アクアメント事業推進部部長。桂浜水族館顧問。
慈憲一(うつみけんいち)
1966年神戸市生まれ。出生地は須磨区。父は灘区、母は須磨区のハイブリッド。幼少の頃、須磨水族館の虜になる。大学から灘を離れそのまま就職するも震災を機に帰灘。灘区をテーマにしたフリーペーパー「naddism」、メールマガジン「naddist」、WEBサイト「ナダタマ」などでマニアックな灘情報を発信しつつ、数々のイベント、ツアーを開催。今夏、摩耶山にスマビーチを出現させる。
まちのかたち
キオクノキロク
気がつけば
旧グッゲンハイム邸として存在していた塩屋の洋館。
いつのまにか水族館から水族園になっていたスマスイ。
まちをかたちづくる建物や施設は、
その呼称とともに記録され、記憶されている。
呼び方が変わるとき、
何が変わって、何が変わらないのか。