苅藻(カルモ)=耳にするがどこにあるのかよく分からない。地下鉄海岸線で到着しても景色の移り変わりなしだとワープ感がある。大雑把に言うと、新長田と兵庫の間の南の方だ。海のそばは工場地帯、そして町工場と住宅が渾然一体となった密集地。散策エリア内にはベトナム仏教寺「和楽寺」や「西神戸朝鮮初級学校」があり、「真野小学校」には、韓国語とベトナム語の表記もある。多国籍な人々が暮らす先進的でコスモポリタンな町に変容しつつある。散歩してみると、とても懐かしい風景が広がる。低い街並みと路地の重なり、人と人との距離の近い生活と営みの集積がまるで一本の映画のように見えてくる。
案内人 :角野史和(かどのふみかず)さん
日 時:2021年1月23日(土) 10:00集合 17:00頃解散(途中参加、途中抜けOK)
集合場所:JR新長田駅改札前集合
探索場所:苅藻・東尻池・真野・浜添エリア(神戸市長田区)
料 金:500円
主催:シオヤプロジェクト
令和2年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業
予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局
TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
角野史和
暮らしとともにある建物やまちを愛する散歩活動家・建築士・まちづくりコンサルタント。建築設計、住民主体のまちづくり支援・地域計画・地域振興に携わる。マップ狂が高じて2018年マップライブラリーGNUを開設。2019年には長田南部の不可視な現実に迫る「下町芸術大学」を企画運営。モットーは「つっかけで会いにいける距離感でとにかく顔をつき合わすんや!」。