6/15(水) シオヤプロジェクトの勝手にまち探訪 vol.43 鈴蘭台 – Sunrise Sunset編

2022.05.13

約90年前、「神戸のチベット」と呼ばれた山田村小部(おうぶ)は、神戸有馬電気鉄道の開通と共に神戸の避暑地「関西の軽井沢」鈴蘭台として面目を一新。ダンスホールや商業学校も誘致されるなど、複合的な性格を企図したまちづくりの種がまかれた。しかし、敗戦期を経て、湊川から電車で15分という至近にある立地に眼をつけた海千山千の不動産ブローカーたちが、昭和30年代にまずアパート建設を進め、やがて山一つを買って開発して戸建て住宅地を開発する動きを加速させていった。今回は山を谷を飲み込む民間の宅地開発の跡を巡る町歩きです。

案内人 :中尾嘉孝(なかおよしたか)さん

日  時:2022年6月15日(水) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所:神戸電鉄「鈴蘭台」駅改札前(地図)
探索場所:鈴蘭台南町・西町エリア(神戸市北区) ※変更する場合あり
料  金:500円

主催:シオヤプロジェクト
令和4年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

中尾嘉孝
1970年、兵庫区山田町小部生まれ、神戸市生田区中山手通1丁目出身。15の春、近代化遺産の魅力に開眼、以来、学業、部活、本職、保存活動の合間を縫って、京阪神間を始めとする各地の建築・町並みの「追っかけ」活動に勤しむ。現在、港まち神戸を愛する会世話人、特定非営利活動法人全国町並み保存連盟会員