5/12(木) シオヤプロジェクトの勝手にまち探訪 vol.42 多井畑編

2022.04.29

 塩屋谷川を北へくねくねと上がっていくと、ところどころ古い面影を残しつつ下畑・多井畑と集落が続きます。塩屋は古くは摂津国と播磨国の境、播州の始まり、というが実は国道も鉄道もなかったその昔、海沿いは崖地で交通のアクセスはなく、陸路=街道沿いの関所は多井畑にありました。国境を守る、畿内と畿外を分ける、日本最古の厄除けの霊地と言われる多井畑厄神はそんな場所にあります。歴史の厚い多井畑の町、厄神さんそして隣接する豊かな里山を巡るまちあるきです。
多井畑西地区里山:周囲を市街地に囲まれながら自然豊かな70haの里山が神戸にまだ奇跡的に残っています。この地区は垂水の福田川と塩屋谷川の源流に位置し、塩屋から須磨に至る古山陽道の多井畑地区になり日本最古の厄神さんや奥須磨公園とも隣接しています。URの所有地を買った民間企業と地主とで区画整理事業を計画していましたが2020年7月神戸市はこの地区を里山保全すると発表しました。そしてURの29haの土地は神戸市に無償提供されました。10年来この里山保全運動に関わってきた中島秀男が案内します。

案内人 :中島秀男(なかじまひでお)さん

日  時:2022年5月12日(木) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所:多井畑厄神大鳥居前(地図)
探索場所:多井畑地区(神戸市須磨区)
料  金:500円

たどり着き方ガイド
地下鉄妙法寺より市バス88系統|9時25分発|多井畑西口・柏台経由・清玄町 行き
JR須磨より市バス72系統|9時23分発|下畑・多井畑 行き

主催:シオヤプロジェクト
令和4年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

中島秀男
1945年大津で生まれる。1980年より垂水区塩屋北町に住む。塩屋柏台自治会長や塩屋中学校PTA会長を歴任し、現在は塩屋北ふれあいのまちづくり協議会 防災福祉部長。地域問題や環境問題に関心があり、宅建士、防災士。劇団どろに所属し制作を担当。