6/21(金) シオヤプロジェクトの勝手にまち探訪 vol.63 荒田編

2024.05.26

あらた、というと、水道筋畑原東市場の名物創作料理店のことは脇に置いておいて、パークタウン近くの湊川公園東口的な商店街や、或いは楠六交差点の「関西マンドリン」の看板のある貸しスタジオや旗屋さん、ペンキ屋さん、そして神大医学部附属病院前の映画「ゆきゆきて、神軍」(監督・原一男)の主演・奥崎謙三のバッテリー屋に、知る人ぞ知る深夜食堂的鮨屋「安兵衛」という世俗と、少し離れた安徳天皇行在所の八幡社の丘、そして家庭裁判所の桜を一続きで眺めながら移動する感覚と、医学部前からレフトハンダーで下って、公園横のストレートから絶望的に見える旧湊川堤の向こうの夕日、がないまぜになっている神戸第二学区育ちのドクターフランキーが、小学校低学年から助手席に座って眺め、高校時代からは中央図書館への行く道で歩き歩いて慣れ親しんだミッド兵庫区Eastをガイドする第二弾。(中尾嘉孝)

『ゆきゆきて、神軍』という1987年の原一男監督による過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った日本映画史に輝くものすごいドキュメンタリー映画がある。その冒頭が、ヘリの空撮で神戸市兵庫区荒田町、そのシーンが頭に刻まれてる為、僕には荒田町≒奥崎謙三。25年前にあの辺りによく通うことになった時には、奥崎謙三さんの家は健在で過激なスローガンが全面に展開されたビルボード建築に心が躍ったものだった。奥崎謙三さんも家ももうない。そして荒田町はひとたび足を踏み入れると大通りの喧騒が消え、なだらかな高低差と今昔入り乱れた遺構と営みがとても心地がいい。いざ荒田へ。(森本アリ)

案内人:中尾嘉孝(なかおよしたか)さん

日時:2024年6月21日(金) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所:JR神戸駅北(東)改札口前
探索場所:荒田町、下祇園、馬場町、楠町
料金:1,000円
主催:シオヤプロジェクト

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

中尾嘉孝
1970年、兵庫区山田町小部生まれ、神戸市生田区中山手通1丁目出身。15の春、近代化遺産の魅力に開眼、以来、学業、部活、本職、保存活動の合間を縫って、京阪神間を始めとする各地の建築・町並みの「追っかけ」活動に勤しむ。現在、港まち神戸を愛する会世話人、特定非営利活動法人全国町並み保存連盟理事