9/20(金) シオヤプロジェクトの勝手にまち探訪 vol.65 高丸編

2024.07.06

高丸という地名に私が親しむようになったのは、3年前の1月。バスケ熱に浮かされた小5男子の付き添いでクラブチームが拠点にしている高丸小学校に行きはじめたのがきっかけで、夜に垂水駅から旧道を通って迎えに行くとき、見慣れない夜の垂水の住宅地の風景にわくわくした。高丸、上高丸という地名は今でこそ高台の団地と結びつけられる事が多い気がするが、もとは福田川河口と海岸部のわずかな平地の背後に広がる丘陵地帯を高丸と呼んでいた。高丸小学校や高丸幼稚園の住所が現在の高丸になく大町にあり、高丸湯ときたら泉ヶ丘で、王居殿に東高丸公園があるのはそのため。かつて福田川西の地帯は「高丸陸(たかまるくが)」と呼ばれ広大な面積を占めていた。そのような土地に開発がすすみ団地が立ち並んで、今や高丸の地名は限定された地域をさすものになってしまった。だけど本当の高丸の守備範囲はもっと広い。要するに、高い丸だ。丸って?朝鮮語でマル(마루)は峰、頂上を指す。なるほど。

案内人:サラ・デュルトさん

日時:2024年9月20日(金) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所:JR垂水駅東口改札前
探索場所:大町、高丸、上高丸
料金:1,000円
主催:シオヤプロジェクト

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

サラ・デュルト
塩屋出身、塩屋小学校、塩屋中学校、星陵高等学校卒業(←垂水☆)大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学修了。倉敷の大原美術館で学芸員として10年ほど勤務ののち、塩屋に戻る。シオヤプロジェクト。塩屋研究会。塩屋文学編纂員。(にわか)日本坂文学編纂員。塩屋度は高いが、垂水度は低めなので今回の高丸で高めたい。