[SOLD OUT]11/15(金) シオヤプロジェクトの勝手にまち探訪 越境版 川西編

2024.10.12

THANK YOU! SOLD OUT

神戸の西端の海辺の町を「シオヤプロジェクト」という屋号を使って、文化的にいじって楽しんでいます。5年前から神戸市内の海辺や山際の決して目立ってはいない小さな町を、その町をよく知る人と一緒にくまなく探索する「勝手にまち探訪」という7時間のまちあるきを年10回、計65回と回は重ねているけれど、まだまだ訪れたい町はいっぱいある。そんな折、勝手にまち探訪の越境版を川西で、とのお誘い。実は個人的音楽活動で川西には毎年行っている。とはいえ、目的地までの道を急ぐか、猪名川べりに居るか、越境して五月山に登るかが関の山だった。
先日、ただ純粋に町探訪に出かけて驚いた、この企画の中心メンバー、森本・小山が勝手に数時間別のエリアを歩いて集合して、意見交換のはじめの言葉が森本「丸山か五位の池のような」小山「駒ヶ林か苅藻のような」この4つ全てが神戸市長田区の町の名前ではあるののだが、丸山と五位の池は急斜面、山岳地域と呼べそうな斜面地集落、駒ヶ林と苅藻は海辺の漁村がいつの間にか密集市街地に変わったような人懐っこい細い路地が迷路のように張り巡らされた住宅地。この2つの特徴は「勝手にまち探訪」で海辺と山際のとしている私たちの常識では交わらない離れた2つ町の特徴が同じエリアに混在することになる。まさにその通りだった。
観光地を巡るまちあるきではありません。川西の町の中心部から徒歩30分以内のエリアの、ふだんから暮らし、ふだんから歩いている住宅地に迷い込むまちあるきです。川のそばに残る迷路のような懐かしい路地群、激しい高低差にへばりつくダイナミックな住宅街、実はとてもバラエティに富んでいるのが川西の中心市街地だ。歩いて探ってびっくりしよう。
気になることがある。阪急雲雀丘花屋敷駅は宝塚市(雲雀丘)と川西市(花屋敷)の市境にあり、そして、JR川西池田駅に至っては、川西市に位置しながら大阪府池田市の冠を借りている。そして…阪急川西能勢口。猪名川の西=川西、ここまで安直なネーミングもなかなかない!豊かな自然環境!住環境と地域資源に恵まれている、川西の川西らしさについて考えよう(森本アリ)。

案内人:東 茂泰さん

シオプロナビゲーター:森本 アリ・小山 直基

日時:2024年11月15日(金) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所:マチノマ(川西能勢口駅高架下)
探索場所:花屋敷・寺畑・中央町・栄町・小花・小戸
料金:500円(予約必須)
主催:シオヤプロジェクト
協力:川西市中心市街地活性化協議会

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

東 茂泰(あずま しげやす)
1970年生まれ。生まれも育ちも川西市。合同会社まちを楽舎共同代表 地域密着の総合商事会社を営むかたわら、近所の公園でフリー珈琲スタンドを出店するなど、まちを楽しむまちづくり会社を立ち上げ活動している。

森本 アリ(もりもと あり)
1974年生まれ。「旧グッゲンハイム邸」管理人。「三田村管打団?」「音遊びの会」などで活躍する音楽家でもあり、ワークショップや音楽祭のディレクターを務めるなど、幅広い活動を行う。「シオヤプロジェクト」(シオプロ)主宰。「塩屋まちづくり推進会」「塩屋商店会」など、まちに関する活動も手がける。著書に『旧グッゲンハイム邸物語』がある。

tanimoto写真:谷本大輔 a.k.a. 塩屋ハッピーマンデークラブ

小山 直基(こやま なおき)
1982年生まれ。「旧グッゲンハイム邸」事務局員。2014年に森本アリと「シオヤプロジェクト」を始める。音楽付きの塗り絵イベント「STUDY,DRINK.」共同主宰「RUBYSTAR」「須磨浦山上おんがく祭」などの音楽イベントも企画。『ごろごろ、神戸。』『オープンアトリエのつくり方』『トーフビーツの難聴日記』など、書籍デザインも手がける。