今回の案内人、若狭さんが中の人を務める尼崎南部再生研究室（あまけん）によって発行されている《尼崎南部地域活性化のための情報誌》『南部再生』は素晴らしい。既刊65刊全て、スレスレの切り口も含め尼崎をとことん面白がるスキルはあっぱれというか圧巻。杭瀬の町についてはvol.61、2019年10月号「GO!KUISE」が詳しい。人懐っこい、庶民的、気取らない、ディープなど、いわゆる尼らしさを称えられながら、杭瀬は尼崎市の中でも独特の地域性を放っている。その理由は実はこの町の成り立ちにあった。「杭瀬は尼崎ではない？」「杭瀬アクションクラブ」「みんなの杭瀬食堂」「市場寺子屋」、その後も市場界隈筆頭に進化を遂げ続けている杭瀬「GO!KUISE」GO！　今回、まちあるきの終わりにあまりに面白い若狭さんの町へのアクションをレクチャーしてもらいます。

案内人　：若狭健作（わかさけんさく）さん

日　　時：2023年5月19日(金) 10:00集合 17:00頃解散
集合場所：阪神電車杭瀬駅改札前
探索場所：尼崎市杭瀬エリア（杭瀬本町、杭瀬寺島、杭瀬北新町、杭瀬南新町、梶ケ島）
料　　金：1,000円(レクチャー付き)

主催：シオヤプロジェクト
令和5年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ：塩屋百景事務局

TEL：078-220-3924　E-mail：info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

若狭健作
地域環境研究計画所代表、「尼崎南部再生研究室」研究員。地元の人との“機嫌のよい”場作りを通して街にかかわるプランナー。地域ブランド、都市型観光、商店街の活性化など「オモロい」を大切にしながら企画を練り出す風の人（痛風持ち）として知られる。尼崎南部地域の面白さを地元の人とともに再確認するフリーマガジン『南部再生』の発行や、工業地帯の運河を使ったクルージングやカラオケ大会、ソースやぽんず、ねじばねくぎなどの尼崎名物の品評会など、“アマのプロ”として自分たちのまちを面白がる企画を繰り出しはや20年。