塩屋階段04「永遠に追いかけっこができる」

2026.03.14





旧グッゲンハイム邸にたどり着く前に迷い込む場所としてのご存知の方も多いかもしれない。右に曲がれば海が見える素敵な小径、海に飛び込むというか、山陽電鉄の踏切に飛び込むというかその素敵なシチュエーションも含めインスタ映えバズりスポットになり、そこのみを目指してくる人も多かったが、その周りもとても面白いのでバエ狙いの人も散歩を楽しんでほしい。
左に曲がれば、「西向き地蔵」このお地蔵さんは「やんだら網」という地引網に引っかかって海から揚げられたお地蔵さん。度々この祠が火事に見舞われたが、海から来たお地蔵さんだから濡れるのが好きなんだろうと、人が参る部分には屋根、お地蔵さんの上の屋根は取っ払ったら火事が止んだ。その先を道なりに急坂の登っていくと更なる急階段に突入する。この階段は六甲山全山縦走路の一つの起点。ほんの56kmほど歩けば宝塚までヒョイヒョイと行けるので、また試してみてください。僕はコロナ禍に、息子と甥と姪の小学生3人連れて5回に分けて縦走してみましたが素晴らしい経験でした。
で、写真の階段、V字に曲がる坂道のショートカットとして後付けされたもの。坂側から回るとすぐに階段、階段を下り、曲がるとまた階段、永遠に回れます。

文・写真:森本アリ(旧グッゲンハイム邸|シオヤプロジェクト|三田村管打団?|音遊びの会)