







塩屋の階段の中でも、その佇まいの美しさと構造の複雑さはピカイチ。
2018年にシオヤプロジェクト主催で「尾道×塩屋|尾道、塩屋へ行く」という2日間のトークフェスを行いました。20名ものゲストが尾道からやってきた。民族大移動。キャッチコピーは「斜面地があることをデフォルトとする2つの町、尾道と塩屋。水平なのは近くに見る海と、たまに使う水平器くらいで、だいたいナナメ」。ナナメデフォルトという極地的流行語も作った、この2つの町の交流イベントのメインビジュアルは、尾道と塩屋のよく似た階段の平行提示でした。その時に使ったこの階段を、僕はその後「尾道階段」と呼んでいます。
見通しが悪く、歪曲していて、進むと景色が変わり、数歩上がると海と山と町並みが広がる。登って降りて、ぜひ体感してほしい。
文・写真:森本アリ(旧グッゲンハイム邸|シオヤプロジェクト|三田村管打団?|音遊びの会)


